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近所のケーキ屋さんとイラストの価値の話

こんにちは、イラストレーターのあだちゆうです。


私は、近所のケーキ屋さんが好きです。


そのケーキ屋さんは、個人経営の小さなお店です。

普通のショートケーキやチョコケーキだけじゃなくて、「なんとかショコラ」「なんとかルージュ」などのフランス系の難しい名前をしたお洒落なケーキが置いてあります。

パティスリーって言うんですかね?

なんかお洒落〜


勿論ケーキの味も美味しいです。(写真は、今日食べた洋梨とキャラメルの2層のムースのケーキ)




私が、今住んでる千葉の町に四国から引っ越して来たのは、2年半くらい前です


東京まで電車で一本で行けるし、隣は大きい街で百貨店や商業施設がいくつもあり、不便は感じた事はありませんでした。

けれど、ここは暮らすだけの場所で、楽しい物や素敵な物は電車に乗って手に入れに行くという生活スタイルに正直あまり愛着が持てずにいました


そんな暮らすだけの町の、しかも住宅街の中のちょっと奥まった所にある日ポツンとケーキ屋さんがオープンしました。


最初は、こんな所にオープンして潰れないの?と思っていたお店ですが、今では、そのケーキ屋さんがあるお陰でこの町に住んでるのが好きになったんですよね。


「保冷剤はご入用ですか?」と聞かれて「すぐ近くだから大丈夫です」と答える時、ふふんとした気持ちになるんですよね。

私、素敵なケーキ屋さんの近くに住んでますよ〜って。


ケーキって、高いし日持ちもしないし生活には不必要な物だと思います。

けど、誕生日とかお祝い事にケーキがあると凄く嬉しいし、町にお洒落なケーキ屋さんがあるだけで毎日ちょっと嬉しい気持ちになれるのって凄いなぁと思うんですよね。


こう言うのが「生活に彩りを与える」という事なんでしょうね。


イラストもケーキと同じく生活の補助的な価値しか持たない物だと思います。(サイエンスイラストや説明書の図は、直接生活の役に立っていると思いますが)


私は、よく「どんなイラストも一回分のご飯の価値には叶わないなぁ」と思うんです。

ご飯が無いと生きていけないですから。

「ご飯の価値には勝てないけど、じゃあどういう価値があるんだろう?どういう彩りを自分は提供出来るんだろう…」

って時々考えてしまうんですよね。

分からないですけれど、近所のケーキ屋さんみたいに素敵になれたらいいな…。


とにかく、近いうちにケーキ屋さんの絵が描きたいと思います。


あだちゆう