作品解説【オリジナル】「ひろ〜いじゃがいもはたけ!」
こんにちは!イラストレーターのあだちゆうです!
今回の作品解説は、【オリジナル】「ひろ〜いじゃがいもはたけ!」についてです。

この作品は、イラストレーターの北川ともあきさんが考案された『#100日間100枚イラストチャレンジ』で描いたイラストをまとめてモックアップにしたものです。
モックアップの方には、イラストレーターのサタケシュンスケさん考案の『#私はこんな仕事がしたい』のタグも使っています。
『#100日間100枚イラストチャレンジ』とは、毎日1枚絵を描いてSNSに載せるのを100日間継続するというチャレンジです。
このチャレンジは、北川さんがイラストレーターとして活動を始めるにあたって考え出された企画で
●自分の絵柄を探す
●毎日絵を描くことを習慣にする
●ポートフォリオに載せられる作品を増やす
などを、駆け出しイラストレーターに必須な目標をクリアできるチャレンジです。
現在、私はイラストレーターとして企業様からお仕事をいただいており、これらの条件はクリアしているのですが、思い切ってこのチャレンジに参加しました。
何故参加したかと言うと、毎日クワイアントワークの絵だけ描いていては、自身の成長の為に必要な負荷が足りないかなと思ったからです。
これまでは、お仕事をして空いた時間にオリジナルの作品を増やし、ポートフォリオを更新してまたお仕事をいただくと言う活動さいくるでしたが
仕事の量が増えるに連れてなかなか「空いた時間」と言うものが取れなくなってきました。
そこで『#100日間100枚イラストチャレンジ』で一日の仕事の時間+ワンカットオリジナルイラストを描き、それを組み合わせてモックアップや一枚絵にしてボリュームを持たせてお仕事獲得のためのオリジナル作品を充実させていこう!と考えました。
「ひろ〜いじゃがいもはたけ!」は『#100日間100枚イラストチャレンジ』の1日目から7日目で描いたイラストと北海道旅行した時に自分で撮ったじゃがいも畑の写真を使いました。
良い感じにモックアップができて、『#100日間100枚イラストチャレンジ』に参加してよかったなぁと思います。100日まで完走できるように頑張りたいです。
イラストについては、「写真とイラストを組み合わせてモックアップを作りたい」と言う考えが始めにあって自分が撮った写真をみていたところいい感じのじゃがいも畑の写真があったので「じゃがいも畑の写真を背景とした食育の紙面」に題材を決めました。
そこから、「畑主のおじいさん」「じゃがいものキャラクター(命名 ポテトの妖精・ポテト丸)」「じゃがいも料理×4」「地中のじゃがいもの図」と一日一枚制作していきました。
工夫した点は、対象年齢は年長さんとして、分かりやすく興味をそそるような楽しい紙面にしたくて、全体的にパキッとした塗りで描き込みすぎないように注意しました。
小学校の生活の授業の時から、植物の観察画を描くのは大好きなので久しぶりに描いてとても楽しかったです。
「じゃがいものキャラクター(命名 ポテトの妖精・ポテト丸)」については、顔が古臭くならないように今っぽいキャラクターデザインを心がけました。
お芋のキャラクターなので、優しい素朴な表情に仕上げました。
イラストを描いた後、文字を入れていく作業がとても大変でした。
初めて本格的なモックアップを作ったのですが、改めてデザイナーさんの技術を再確認しました。
モックアップについては、「分かりやすいからドンドン作って売り込みを方がいい」と「デザイナーに料理したいと思わせるようなイラストを描くのが仕事だから自分で料理してはいけない」の二つの意見を聞くのですがどうなんでしょうね…
デザイナーさんが入れてくれる文字は最高なので、私は頑張ってお仕事を獲得してデザイナーさんと自分のイラストをいっぱいいっぱい掛け合わせていきたいです!
見本誌をいただいた時も嬉しい気持ちが込み上げてきますが、本画を提出してデザイナーさんがデザインにはめ込んでくれた時の嬉しさは格別ですね!!
『#100日間100枚イラストチャレンジ』のイラストでモックアップを作ることは意外性もあって好評だったので、デザインの勉強と紙面に映えるイラストの勉強の為にモックアップ作りにしばらく挑戦してみようと思います。
以上、作品解説でした。
あだちゆう