2つのイラストレーター向けセミナーに参加してきました!
こんにちは、イラストレーターのあだちゆうです。
今回は表題にあるように、都内で開催された2つのイラストレーター向けセミナーに参加してきましたので、レポしていこうと思います。

セミナーとは…つまりお勉強会です。
講師となる方がいて、私あだちゆうは生徒として参加しました。
今回参加した2つのセミナーは、両方とも招待制の少人数セミナーでした。
【1つ目】bibicoさん開催、フリーランスのイラストレーター向けお仕事セミナー
はじめに、講師のbibicoさんを紹介させていただきます。
bibicoさんは、美麗なゲームイラスト・webイラストを制作しているフリーランスのイラストレーターさんです。
また、以前ブログの記事にも書いたイラストレーター交流会『いらばこ』の主催・運営を行っており、
また高い技術を活かして『パルミーオンラインイラスト講座』でキャラクターデザインの講師も務めていらっしゃいます。
今回はありがたいことにbibicoさんから「営業・web集客・自己分析・実際のお仕事についてなどのセミナーを開催します」というお誘いを頂き、当日は開催場所の渋谷のカフェにむかいました。
突然ですが、皆さんは「ビジネス用語」と聞いて、いくつ頭に浮かびますか?
私は「需要と供給」「コンプライアンス」…くらいですかね?
セミナーに参加して驚いたのは、講師であるbibicoさんの口から次々と発せられるビジネス用語の数々…!!!
「bibicoさんって経済学部のご出身でしたっけ?」
と、思わず雑念が浮かんでしまうほどでした。
「AIDMAの法則」??
「カスタマージャーニー」???
以上2つの用語は、今回のセミナーで初めて知ったビジネス用語ですが、
bibicoさんの丁寧な解説によりスムーズに理解することができました。
bibicoさん自身がイラストレーターなので、紹介されたビジネス用語や経済理論の一つ一つがイラストレーターの営業に直結していました。
自分の営業にも活用できそうな考え方が、グイグイと身に沁みるんです!!
今思えば、これまでお金を貰うためにイラストレーターとして活動していたのに、
ビジネスから目をそらしていたいうのは「変なことをしていたなぁ」と気付かされました。
イラストレーターの営業といえば、どうしてもポートフォリオやwebサイトといった営業ツールの制作に注力しがちです。
しかし、その営業ツールに説得力を持たせるには、ビジネスという広い視野で自分の作品を見つめる事が必要だなぁと感じました。
【2つ目】常磐クニオさん/しきさん開催、イラストに役立つデザイン相談会
はじめに講師のお二人のご紹介をさせていただきます。
常磐クニオさんは、ファッションイラストや女性向けのかわいく優しい雰囲気のイラストを制作していらっしゃるフリーランスのイラストレーターさんです。
また、IT企業でインハウスデザイナーとして10年以上の経験をお持ちでSNSブログを通じてイラストやデザインに関する様々な発信も行っていらっしゃいます。
しきさんは、創作イラストを中心に、ゲームやwebサイト、広告などで使えるイメージキャラクターの制作をしていらっしゃるフリーランスのイラストレーターさんです。
しきさんもデザイナーの経験をお持ちです。
今回はお二人の”デザイナーとイラストレーターという2つの経験”を活かしたポートフォリオのデザイン相談会でした!
事前に私のポートフォリオとwebサイトを提出して現在の悩みや質問を送らさせて頂いたのですが、
当日は驚くほど細かく、そして丁寧に手書きの添削がなされておりました…!!
「え…この資料、全部データでくれるんですか?贅沢すぎませんか?丁寧過ぎませんか?」
と、思わず疑ってしまうほど。
営業ツールを美しく見せるための基礎を、座学と添削という形式で、丁寧にレクチャーしていただきました。
添削された内容を受けて、私は「デザインってアイデア勝負の華やかな仕事だけでなく、人の感じ方や理論に基づくミリ単位ピクセル単位の繊細な作業で、その情報を視覚によって伝達する基礎を作っているんだなぁ」と、大雑把な私は大変考えさせられました。
今回『2つのイラストレーター向けのセミナーに参加してみて』と、あえてひとつの記事にまとめさせていただいたのですが、イラストレーターという仕事をマクロとミクロ2つの視点で見つめるというのがなんとも対照的で、2つのセミナーを受けることでそれぞれのセミナーの内容がより鮮明になったように感じています。
bibicoさん開催のフリーランスのイラストレーター向けお仕事セミナーも、常磐クニオさん/しきさん開催のイラストに役立つデザイン相談会も、今後より内容をブラッシュアップさせて開催していく予定みたいですので、今回私のブログを読んでセミナーの内容が気になった方は、是非是非講師の方々のSNSなどをチェックしてみてください!
それでは、あだちゆうでした。